ENTR△NCE

物語の舞台



-△(トリゴノメトリクス)-


△(トリゴノメトリクス)とは、

○(スフィア=地球)と同じ軸に位置するパラレルワールドである。


スフィアはトリゴノメトリクスの外接円であるため

スフィアからトリゴノメトリクスの確認は出来ないが、

トリゴノメトリクスの空はスフィア上の空と同一に面しているため

稀にスフィアからトリゴノメトリクスへ結ぶルートが生まれる。

上記ルートをトリゴノメトリクスでは"ゲート・ペリフェレイア"と呼び、

名の如くスフィアの円周率と、

トリゴノメトリクスの三角関数の数値が

プライマリーによる現象で一致した場合に出現すると謂われている。

(※解析不能とされる数値を"="へと結ぶ"鍵"と呼ばれるもの)


プライマリーは、"トライマゼンタ"、"トライシアン"の二つが、

トリゴノメトリクスの空間を大きく維持していると考えられている。

近年、"クロスイエロー"と呼ばれる、

第三の鍵の存在を主張をする科学者が現れ、一時世間を騒がせたが

その後、"クロスイエロー"についての報道は突如消え

国際的な隠蔽によるものか、そもそも科学者のマヤカシではないかという

現在では都市伝説的な存在になりつつある。

(写真: 31年前の4月に観測されたゲート・ペリフェレイア)


ゲート・ペリフェレイアから来たスフィアロイド(地球人)は、

トリゴノメトリクスに定められる国際法

"同一人物法 (俗: なりすまし禁止法)"により

"デリガー・レヒト"と呼ばれる、

国際法違反及び無差別的侵略行為の容疑によるテロリストとして裁かれ

多くのスフィアロイドたちは死罪、辛うじて減免を下された者も収容所にて

物理的な行為でスフィアの記憶を消すアルゴリズム(更生)が行なわれる。

是はスフィアの世界で"ドッペルゲンガー"と呼ばれる、

一人の者が同じ世界に複数存在するという説により

パラレルワールドであるトリゴノメトリクスの存在を脅かした経緯から

トリゴノメトリクスはスフィアによる侵略を厳戒する風潮となり

ヒト一人を"唯一無二"の存在として厳重に扱われる様に至ったからである。


トリガー(トリゴノメトリクス人)らは、

出生時に右目への印章(虹彩認証用のID登録)が義務付けられており

総てIDで管理され、因って印章がない者には戸籍が与えられない

スフィアロイドとトリガーの接触は禁忌とされるため、

発見された場合は双方に重罪が科せられる。

仮に双方間に子が生まれた場合

その子供は罪こそ科せられないものの

印章及び戸籍という"存在証明"がない事から、

≠(ノット)と称され差別や迫害を受けるケースがある。


地理的には、ほぼスフィアと同じであるが球体ではないため、

▲(アップサイドクロス)▼(ダウンクロス)が重なり合った

トリグクロスという星形の地形をしており、

中心に位置する多角形がヘキサゴン(海=大洋)と呼ばれる。

ヘキサゴンの中心から左右平行に赤道が引かれる。


三角状の五つの大陸にスフィアに相当する国家が置かれている。

トリゴノメトリクスの日本(三音: サイン)はヘキサゴン上の島国として存在する。

首都はスフィアで東京に当たる"帝都 / 音京(トキョウ)"。